コーポレートブランディングとも言われる、企業ブランディング。そのメリットについては別の記事でお伝えしましたが、今回は企業ブランディングをどのように進めていくのか、具体的な方法についてご紹介していきます。
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企業ブランディングを設定する意味
それではまず、企業ブランディングをなぜ設定する必要があるのでしょうか。企業ブランディングは、企業のブランドの価値を高める活動を指し、4大経営資源と考えられている人・モノ・カネ・情報に続き、ブランドは第5の資源と見なされています。
人・モノ・カネと違って、ブランドは目に見えない資産であるが故に慎重に設定をする必要があります。また、企業ブランディングの効果は、顧客以外にも、社員や取引先など企業に関わる全ての人に影響を与えるため、とても重要な施策であることがわかります。
企業ブランディングの方法
次に、企業ブランディングをどのように設定することが望ましいのか、その方法について見ていきます。
ブランディング方法①現状把握
ブランディングに手を付けるにあたって、まず取り組むべきとされているのが現状を把握することです。企業はどのような特性を持っているのか、実績、取り扱っている商品やサービス、顧客の情報までその企業に関することを調べ、全体像を確認することが重要です。企業への理解を深めることで、ブランディングの方向性が見えてくるため、現状分析は疎かにしないようにしっかりと取り組みます。
ブランディング方法②ブランド定義
徹底した現状分析によって、その企業の強みや特性がわかったところで、次はそれをどのように顧客にアピールするか、ブランドを定義していきます。経営者の好みではなく、調査で得た顧客の情報、考えに寄り添った定義をすることが望ましいです。
ブランディング方法③ブランド戦略
そして定義したブランドをどのように発信していくか、計画します。また、目指すブランドの姿を表すためのWEBサイトやロゴなどの制作物も、定義したブランドコンセプトに従って考えていきます。
ブランディング方法④ブランドの運用
ブランド名やロゴなど、ブランドの形が明確になったら、積極的に運用をしていきましょう。会社案内やパンフレット、名刺、封筒など、企業に関する様々なものに対して利用することで、ブランドが浸透し、親しみやすくなるからです。
まとめ
企業ブランディングを設定するための、一連の流れをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。企業ブランディングは、企業が成長するために欠かせない取り組みです。ぜひ一度、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。