マーケティング

無差別型マーケティング3つの例から考える正しいターゲティングの定め方

STPの中でターゲティングはとても重要な存在です。なぜなら人によって商品に対して感じる価値違うからです。例えば今流行りのタピオカドリンク店は若い女性をターゲットとします。一方でおはぎ屋さんは高齢者をターゲットにするでしょう。このようにターゲティングによってマーケティングの効果は大きく変動してくるのです。そこで今回は、標的とするべきターゲットを正しく判断するために、無差別型マーケティングにおける3つの成功例をお伝えします。

2無差別型マーケティングとは?

無差別型マーケティングとは、年齢や性別で商品を変えることなく、ひとつの商品を無差別に市場に出す戦略です。市場を細分化しても、どの市場の顧客も同じ商品を欲しがるという場合に効果的な戦略とされています。無差別型マーケティングでは、市場内で共通するニーズに注目して戦略を考えます。効率よくマーケティングできるのが無差別型マーケティングのメリットです。

集中型マーケティングや差別型マーケティングとの違い

集中型マーケティングは1つの市場を選び、その市場に最も適した商品を集中して市場に出す戦略です。特定の市場に限定することで、消費者のニーズや好みを徹底的にリサーチできるため、クオリティの高い商品を提供しやすくなります。一方、差別型マーケティングは細分化した複数の市場に、それぞれの市場向きの商品を出す戦略です。複数の市場を対象として、複数の商品を開発・提供していきます。

無差別型マーケティングの成功例

ここからは無差別型マーケティングの成功例を3つご紹介します。

コカ・コーラの無差別型マーケティング事例

1923年に社長に就任したロバート・ウッドラフ氏はコカ・コーラという製品を、「いつでも・どこでも・だれにでも」をキャチフレーズと共に世界中に宣伝をしました。その結果、世界中で認知され、かつ大量に売れたのです。まだあまり炭酸飲料が世界中で普及していない時代に、新しいドリンクを一気に広告したため消費者の心を鷲掴みにしました。

T型フォードの無差別型マーケティング事例

車には、手作りで、一般市民が「車は欲しいけれど、高くて買えない」という時代がありました。性別や年齢に関わらず、市場全体が安価な車を求めていたのです。そんな時代にフォード社はT型フォードという、大量生産によって製造コストを下げた車を販売しました。車の値段があまりに高かった時代に手ごろな値段の車を開発したため、消費者は一斉にT型フォードに飛びつき、無差別型マーケティングは成功しました。

トイレットペーパーの無差別型マーケティング事例

トイレットペーパーのような誰もが生活で利用する消費財も無差別型マーケティングの事例になります。ターゲティングが不可能な商品も世の中には存在するのです。

無差別型マーケティングの可能性

ここまで例を上げて解説してきた無差別型マーケティングですが、消費者のニーズが多様化した現代で効果を上げるのは難しいとされています。3つのターゲティングの効果を理解した上であなたの組織に合ったターゲットを判断することが必要とされています。

まとめ

今回は標的とするべきターゲットを正しく判断するべく、無差別マーケティングにおける3つの成功例をお伝えしました。マーケティングにおいて重要な存在であるターゲティング。時代にあったターゲティングを知ることでより効果的なマーケティングに近づけるのではないでしょうか。