マーケティング

「キャッシュカウ」って?キャッシュカウを利用してブランドの価値を高めよう

「キャッシュカウ」は「金のなる木」とも呼ばれ、マーケティングにおいて重要な指標として使われています。そこで、今回の記事では、キャッシュカウについて基本的な理解を深め、自社のブランドの価値を高めていきましょう。

キャッシュカウってなに?

「キャッシュカウ(cash cow)」とは、そのまま直訳すると「現金を生む牛」、「金のなる木」、「財源」などといったように訳します。

ビジネス用語として使われるキャッシュカウの場合は「安定した利益を上げることができる事業やブランド」のことを指しています。アメリカのボストン・コンサルティング・グループによって考えられた言葉です。キャッシュカウによって市場成長率の低い成熟市場で高い市場シェアを得ることで、新しい商品やブランドに対する投資が行うことができます。キャッシュカウを利用し、こうしたビジネスサイクルを回していくことが大切になります。

キャッシュカウと市場

キャッシュカウは、市場成長率が低く、高い市場シェアを得たものとして表現しましたが、それ以外のビジネスはどのように表現するのでしょうか。キャッシュカウ以外の市場のポジションについても見ていきましょう。

まず、市場成長率が高く、占有率も高いものは「花形商品(star)」と呼ばれます。最優先するべき花形商品ですが、その分投資も必要となってきます。
次に、市場成長率が高く、市場シェアが低い商品は「クェスチョンマーク(question mark)」、市場成長率が低く、占有率も低い商品は「ドッグ」負け犬と訳されます。後者の2つの言葉はネガティブなイメージが強いです。

これらは、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)という分析方法の考え方をもとにして考えられています。

キャッシュカウの安定性

キャッシュカウは長期的に安定したポジションを維持できるのでしょうか?キャッシュカウの代表例としてアサヒビールを挙げている方も多いですが、そのような安定したシェアを得ているブランドではない限り、キャッシュカウを維持していくのはとても難しいことです。
あまり投資が必要のないキャッシュカウであっても、定期的に見直し、継続的な努力を重ねていくことが大切です。

まとめ

キャッシュカウは、「金のなる木」として安定した利益を上げることができる事業やブランドのことを指します。しかし、キャッシュカウであっても、そのままの状態を維持するのは難しいと言われています。そのため、継続的な見直しを忘れずに、キャッシュカウを成長させていくことが必要です。