翻訳記事

ブランドはストーリーテリングからはじまる②

前回に引き続き、海外記事よりストーリーテリングの重要性に言及した記事を紹介します。

※この記事は、https://medium.com/@mibowden505/branding-is-storytelling-449af657ffc9を引用・翻訳した物です。

Contents

ブランドとユニークネス

ユニークネスの提案は、ブランドと強固に結びつけると効果的です。 あなたの製品やサービスは、以前に行ったことがあるものと何が違うのか。なぜあなたのビジネスはあなたの競争相手より価値があるのか。それをブランドと紐付けて示す必要があります。

ConversionEngineのJoe Putnamによると、「ユニークネスはあなたのビジネスを代表するものです。 あなたのビジネスが世の何のためにあるかを知ることにより、他との区別が可能になるのです。独自の命題を持つビジネスは特定されることによって、知名度を向上させることができるのです。」

また、企業とブランドは、彼らが何のために世に知られるべきなのかを決める必要があると言います。 それがあまりにも一般的だと、その分野での競争優位性がない会社となってしまいます。

言い換えれば、ユニークネスがブランドのニッチを定義します。例えば低価格で提供することを決定した場合、価格を引き上げる他のサービスは提供しません。 最高の品質を提供することを決定した場合、販売提案のニッチに基づいて価格で競争することはありません。競合の多い混雑した市場で事業を行っている場合、または差別化が難しい製品またはサービスを持っている場合、ブランドは、あなただけが占めることができるニッチへの鍵を提供します。

ブランドとスタイル

ブランドにはスタイルがあります。 それを定義し、ストーリーに合わせます。 スタイルは、ロゴのように視覚的なものにすることも、「リラックス」や「柔軟」などのコンセプトにすることもできます。 それは特定の色や主題歌、または特定のコミュニケーション方法である場合があります。

上の画像は、J.ピーターマンカンパニーのカタログの視覚的で書かれたブランドのスタイルです。 彼らのカタログは、1987年に印刷された他のカタログとは大きく異なっていました。彼らは、販売している衣料品を説明するだけでなく、それについての物語を加えました。そして、カタログはカラー写真の代わりに、シンプルでありながら芸術的な服の線画を用いました。

彼らの最初のモットー「人々は見つけにくいものを望んでいる。 ロマンスがあるが、実際に見つけるのは難しいのである。」

このモットーが、会社のストーリーを方向付け、製品やプレゼンテーションの独自性とスタイルで表現する中心的な価値となりました。 まさにそれがブランドなのです。

このストーリーは、J.ピーターカンパニーの中心的な要素です。 同社のウェブサイトでは、今でも色が追加された図面と、オンラインで製品を販売するために必要な写真を使用しています。オンラインでのより実用的な製品の説明は、より華やかな説明になっていますが、このサイトには、「ピーターマンの目」というタイトルのブログがあり、アメリカーナ、好奇心、冒険、旅行など、あらゆるトピックをカバーしています。

現代において、見た目や感じ方は時代に合わせ進化していますが、ストーリーは同じなのです。

最後に

ブランディングとマーケティングは、企業とその製品またはサービスに関する物語を形成する、ストーリーテリングを定型化した形式です。ストーリーを語り続けるというこの絶え間ないニーズは、非常に多くのコンテンツに対するニーズが高まっている1つの理由とも言い換えられます。

ライター、コンテンツマーケティング担当者、SEOスペシャリスト、ソーシャルメディアマーケティング担当者、インフルエンサー、さらには顧客さえも、ストーリーテリングに参加し、ブランドのコアバリュー、独自性、スタイルについての明示的および潜在意識的な理解に駆り立てるのです。

まとめ

この記事では、ストーリーテリングをするためにブランディングとマーケティングが存在するとまで言い切っています。それくらい、顧客の記憶に強烈なブランドを定着させるには、ストーリーテリングが重要ということを示しています。

よくあることが、各ブランド戦略が散乱していて、顧客にとってブランド想起につながらないということです。まさに、ストーリーを伝えるという視点が必要なのではないでしょうか?

よくreiroでは、「一本の映画をお客様に見せるように」と紹介します。それはブランド体験全てが一つのストーリーで繋がっていることを示しています。強烈なブランド体験を提供するために、ストーリーを意識してみてはいかがでしょうか?