ブランディング

【ブランディング失敗事例あり】失敗から学ぶブランディング戦略とは

企業のブランド価値を高める活動として注目されている「ブランディング」ですが、ブランディングが失敗してしまった事例もあります。

今回は、ブランディングの失敗事例から学ぶ、ブランディングが失敗しないためのブランディング戦略を考えていきます。

 

ブランディングについて

ブランディングは、企業が持つ魅力や商品やサービスの独自性、強みなどを顧客や社会に正しく認識してもらい、共通のイメージを浸透させる活動です。ブランディング活動によって、ブランド価値を高めることで顧客が商品やサービスを選択する際の判断要素、顧客ロイヤリティも高めることができます。

 

しかし、一歩間違えたブランディングは、ブランド価値を下げることもあります。ブランディングは良くも悪くも大きく影響を及ぼすことを意識して進めると良いでしょう。

「ブランドは誰のもの?ブランドの価値観が変化する背景」はこちら

ブランディングの失敗事例

ここでは、ブランディングによるある企業の失敗事例を見ていきましょう。

ブランディングの失敗事例ー大塚家具ー

大塚家具は、2016年に過去最高となる営業赤字となる見込みを発表しました。当時世間を騒がした「お家騒動」によって、顧客が大塚家具で買う際の信頼性が低下したことが原因ともいわれています。家具は耐久材のため、アフターサービスも問われます。特に高価格帯の商品を扱う大塚家具にとっては致命的だったのでしょう。

また、引越しや結婚など「ハレの日」に購入することが多い家具という商材において、家族間の争いである「お家騒動」は、心理的抵抗を高める強い要因になったのです。こうしたブランドイメージの毀損が赤字の原因とも言われていますが、「お家騒動」だけがイメージの毀損ではなかったようです。

価格帯の変更や、セールスの乱発などの要因も、ブランドイメージを低下させたと考えられているようです。価格帯の変更については、高価格帯から中価格帯へ変更をし、顧客が気軽に購入できる価格にしたようです。しかし、ブランドイメージの視点から考えると、価格の変更は慎重にするべきなのです。高価格の商品は、高級なイメージがあり、それを好んでいる顧客もいるはずです。その中で、価格を変更することは価値が下がったと思われてしまいかねません。また、セールスも一次的な売上は確保できても、顧客に価値が下がったと思われてしまうと、ブランドイメージが損なわれる可能性があります。

短期的な売上ではなく、長期的な信頼関係を築いていくためにも、ブランディングは重要となります。

「ブランディングの持つ効果とは?強いブランドが持つ優位性「価格」について」はこちら

ブランディングが失敗しないための戦略

ブランディングを失敗させないためにはどのような戦略が必要なのでしょうか。

個性、ブランド価値を第一に考えて、ブランディング活動をすることが重要です。目先の利益やメリットに囚われて、大きな方向転換をすることは危険かもしれません。ブランド価値を最大限に活かしながら、ブランディング戦略を考えることがまず必要です。その後に、ブランドを伝えたいターゲットや層や、自社の立ち位置を明確にし、ブランディングを進めて行きましょう。

「企業や事業のイメージを一新する!リブランディングのメリットとデメリットとは?」はこちら

まとめ

ブランディングは、企業や商品の魅力を正しく発信し、ブランド価値を高める活動です。しかし、戦略を少し間違えてしまうだけでブランド価値が大幅に損なわれる危険性も潜んでいます。慎重に考えてブランディング活動をすることが重要です。