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現代を生き抜くために意識したいネガティブケイパビリティとは

ネガティブケイパビリティという言葉を知っていますか?現代社会において重要度が高まっている考え方のひとつです。ネガティブという否定的な考えをポジティブに活用する力を指します。今回はそのネガティブケイパビリティについてとその特徴、取り入れ方をまとめていきます。

ネガティブケイパビリティとは?

ネガティブケイパビリティとは、19世紀に活躍したイギリスの詩人ジョン・キーツが発見した考え方です。不確かで自らの考えではどうにもできない状況だとしても、急いで事実や理由を求めずに一度立ち止まってじっくり耐えられる能力のことを指します。つまりネガティブな人が物事をネガティブに捉えるだけでなく、いろいろな意見に耳を傾けている状況のことです。具体例にはもっと頭が良くなりたいと思った時に、才能がないからなどすぐ考えつく考えで終わらせず、何ヶ月もかけて解決策をじっくり考え解決するなどが挙げられます。

ネガティブケイパビリティが高い人の3つの特徴

現代社会を上手に渡ってゆくために重要になってくるネガティブケイパビリティ。すでに取り入れられている人の特徴を3つ紹介します。

想像力が豊か

ネガティブな人は悪いことが起きた場合のシミュレーションをいつも脳内で想像しています。そので豊かな想像力が1つ目の特徴です。最悪の事態が起きても、回避の仕方を何通りも考えているので焦らず対処できます。常に不安要素と向き合っていることから、危機回避能力が高くなっています。

新しいアイデアを生み出しやすい

学者であるロバート・フレンチとピーター・シンプソンは、ビジネスにおいて無の空間を知識で埋めたい気持ちに辛抱強く抵抗できる人は、新しいアイデアを生み出しやすいと主張しています。つまり鋭いアイデアを生み出しやすいことが2つ目の特徴です。心境や環境の変化、周囲の意見・学びから得た知識など、様々な影響を受けるたびに人は新しいアイデアを生み出します。だからこそ長い目で一つの物事を考え続けられるネガティブケイパビリティの高い人が新しいアイデアを生み出しやすいのです。

共感することが得意

自らの経験やシミュレーションから他人の経験に強く共感できることが3つ目の特徴です。相手の喜怒哀楽全てに寄り添うことが出来ます。特にネガティブな経験や悩みに強く共感できるのです。

ネガティブケイパビリティを高めるためにしたいこと

「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」(朝日新聞出版)を著した精神科の帚木蓬生氏によれば、ネガティブ・ケイパビリティの存在を知り、頭に入れて、耐え続ける態度をもつだけで、ネガティブ・ケイパビリティを身につけられると言います。耐えることでネガティブケイパビリティはかなり高まります。決断すべきタイミングにはネガティブケイパビリティを意識して決断しましょう。

まとめ

ここまでネガティブケイパビリティについてとその特徴、取り入れ方をまとめてきました。ネガティブケイパビリティは知って、意識するだけで高められる考え方です。みなさんも様々な決断においてぜひ、ネガティブケイパビリティを意識してみてください。