ブランディング

ブランディングは組織で行う!ブランディングが機能する組織とは?

ブランディングを進めるにあたって、組織はとても重要です。しかし、そもそもブランディングを誰がどのように管轄すればいいのでしょうか?ここでは、組織とブランディングの関係性についてご紹介できればと思います。

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ブランディングはどこの組織が行うの?

まず初めに整理しなければならないのは、誰がブランディングを行うのか、ということです。結論から言うと、ブランディングは社内全員で行うものです。理由は顧客にブランドが根付くため、顧客に触れる全ての人がブランドを理解して、ブランディングを行う必要があるためです。それはバックオフィス担当も同様です。例えば、採用する際にブランドを理解していないと、バリューと合わないアンマッチな採用が行われてしまうことになります。

このように、組織全員が自社のブランドコンセプトを理解して取り組んでいくことが、ブランディングによって重要なことです。
一方で、誰かが主管として管理しないと機能しないことも事実です。ここで組織の役割が重要になってきます。

横断的な組織が、ブランディングを進化させる

全員がブランディングを実施するためには、各部門から一人ずつブランド担当を設け、横断的なブランド管理部門を持つことをお勧めします。
ブランドは事業戦略と伴走しながら取り組むことが重要ですので、縦割りでなく横断的なプロジェクトとして取り組み、相互が保管し合うことで効果的なブランディングを実施することができるのです。
各ブランド担当は、横断的な組織から課題を持ち帰って、組織に浸透させる必要があります。これを繰り返すことによって、全員でブランディングをなし得ることができるのです。

組織管理とインナーブランディングの重要性

ここでインナーブランディングの重要性が発揮されます。この組織が主体となってインナーブランディングを行うことによって、組織にブランドと言う価値観を根付かせることができます。顧客に伝えるアウターブランディングよりも難しいと言われるほど、インナーブランディングは精力的に取り組んでいく必要があります。また、インナーブランディングが浸透した先には、社内の帰属意識にもつながり、離職率の低下にも寄与することができます。

まとめ

ブランディングはデザイナーやPR、またはCEOが管理すると思われがちですが、実際は全員で取り組むためにも組織で管理することが重要です。上手く組織文化に浸透させて、ブランドカンパニーを目指しましょう。