ブランディングする対象として、企業のブランドイメージを上げることにばかり注目していませんか?実は、それよりももっと大事なブランディングがあるのです。
この記事では、最近重要視されているインナーブランディングのメリットから、成功事例を紹介し、インナーブランディングがなぜ重要なのかを探っていきます。
Contents
インナーブランディングとは?
インナーブランディングは、社員に企業ブランドの価値や目指す姿を理解させる啓蒙活動が起源となっており、会社全体に共通認識を浸透させることで、同じ方向を向いて働けるようにする活動です。
「インターナルブランディングやインターナルマーケティング」と呼ばれることもあります。一方で、顧客に会社のことを知ってもらう活動は「アウターブランディング、エクスターナルブランディング」と呼ばれます。
インナーブランディングのメリット
それでは、インナーブランディングを行うことによってどのようなメリットが生じるのでしょうか。
インナーブランディングのメリット①従業員満足度の向上
インナーブランディングによって、会社への理解が深まることで、「会社に所属していることが嬉しい」と感じたり、自信の仕事に誇りを持つことができるでしょう。その結果、一人一人がブランドを作っている意識が高まり、仕事に対するモチベーションも上がることで、満足度が高まります。
インナーブランディングのメリット②企業やブランドへの理解を深める
入ったばかりの新入社員だけでなく、長年働いていても、企業のミッションやブランド価値を誤って理解している場合があります。そのような場合でも、インナーブランディング有効です。
インナーブランディングのメリット③企業の評価
社員の満足度が高ければ、顧客や家族などに会社の良い評価を伝える人も増えるでしょう。そして、社外での企業の評価が連鎖的に広まっていきます。
インナーブランディングの成功事例
ここでは、インナーブランディングを行うことによって、成功している身近な企業の事例をご紹介します。
インナーブランディング成功事例①ディズニー
ディズニーリゾートでは、働く社員が「キャスト」と呼ばれるように、全てが「夢の国」を演出させるためにビジョンが浸透しています。
多くの人を魅了し続けるディズニーの人気の裏には、従業員へのインナーブランディングが行われているのですね。
インナーブランディング成功事例②スターバックス
スターバックスの研修は有名ですが、社員・アルバイトに関係なく、徹底されています。共通のビジョンが浸透している一方で、授業員の決まったマニュアルが無いので、自主的に動ける人材に育つのです。
まとめ
インナーブランディングの存在を知らなかった方も、インナーブランディングの重要性に気付けたのではないでしょうか。
成功事例を見ると、私たちの身の回りで素敵な企業はインナーブランディングによって、授業員の満足度が高いように感じます。まずは、インナーブランディングによって会社の中からブランディングをしてみてはいかがですか?