ブランディング

ブランディングの使い方とは?ブランドとブランディングの意味を知り、ブランディングを始めよう

「ブランディング」という言葉は、昨今ではバズワードになり、あちらこちらでよく耳にするようになりました。
しかし、いつ・どのような場面でブランディングを使うべきなのか、ブランディングの使い方に困っている方は多いのではないでしょうか。

ここでは、ブランディングを行う上で、理解しておきたいブランディングの使い方についてご紹介します。

ブランディングの使い方の前に、そもそもブランディングとは?

そもそも、ブランディングとはどのような活動でしょうか。

インターブランドジャパン著/ブランディング7つの原則では、
「ブランディング」は、あらゆるビジネス活動をマネジメントし、ビジネスアセットであるブランド価値を最大化することを目指す活動である。
とされています。

少し難しいので言い換えると、
「ブランディング」は、人の心の中にある「ブランド」を意図した方向に導くように、ビジネスプロセスをマネジメントする活動。
となります。

つまり、企業を経営する際に発生する全てのプロセスにブランドが介在し、表現されると言うことです。

その、ブランディングを行うことによってブランド価値を高め、顧客に「このブランドだから購入する」という風に、多数のブランドから選ばれやすくすることが重要です。そうすることで、競合との価格競争を回避したり、リピートする顧客が増えます。また、多額の広告費を投資しなくても、自然と顧客が集まり、無駄なコストを省くことができます。
また、社員のエンゲージメントを向上させる効果もあります。所謂インナーブランディングと言われる領域です。うまく従業員の心の中にある企業に対するブランド価値を高めることによって、帰属意識が高まり、パフォーマンスの向上や離職率の低下が期待できます。

このように、効果的なブランディングをすることでブランドの長期的な成長が見込めるため、昨今注目されています。

ブランディングの使い方と、ブランドの意味とは?

人に心にある「ブランド」をコントロールし、価値を高めることがブランディングと説明しましたが、「ブランド」とはどういう意味でしょうか。

実際「ブランド」の定義については、アカデミアや有識者の中でも多少見解が違っており、様々な参考書を手に取って見ていただいても、書いてあることがバラバラなことが多いです。
これは、社内でブランディングを始める場合にも、「ブランド」を意味するものが違っていると、担当者間で認識が大きくずれることも多々あるので、注意する必要があります。

弊社の場合、
「ブランド」は、人それぞれの心に浮かぶイメージ

としています。
つまり、企業側が「ブランド」を保持しているのではなく、顧客や従業員などの人が「ブランド」を保持していると考えることが自然です。

また、よく挙げられるような高級ブランドが持っているブランドイメージだけでなく、どの企業や商品にもブランドは存在します。従って、どんなに小さな企業にもブランドがあるということです。
よく、「うちにはブランドがないと」言う声を聞きますが、それはブランドが小さいと考えるべきです。ですので、その小さなブランドをうまく育ててあげることで、誰でもブランドの恩恵を受けることができます。

ブランディングとマーケティングの違い

よくブランディングとマーケティングの違いについて、混同しているケースがあります。ここでは、両者の違いについて解説していきます。

上記の通り、

マーケティング= 活動によって自分のイメージを相手に伝える
ブランディング= 活動によって相手に自分のイメージを持ってもらう

の違いがあります。

実際、どちらも企業を経営するためには密接に関わり合ってくるため、相反するものではありません。両者の違いを把握することによって、正しく企業に恩恵をもたらすことができます。

ブランディングの使い方

ブランディングやブランドの意味を理解したところで、ブランディングの使い方を見ていきましょう。

一言で言ってしまうと、
ブランディングは企業だけでなく、事業単位や個人などあらゆる場面で使うことができます。

上記の定義にあるように、「ブランド」は人の心に宿るので、人の心に影響できるものであれば、ブランド価値を生み出すことができます。
昨今は、「セルフブランディング」が注目されていますが、個人のブランドを心の中に作り育てることによって成り立っています。

繰り返しになりますが、人の心に「ブランド」が作られると言うことをイメージすることで、様々な場面でブランディングを使うことができるのです。

まとめ

「ブランド」や「ブランディング」といった一見曖昧な言葉の意味が理解できたでしょうか。企業や商品のブランド価値を高める活動であるブランディングを正しく理解し、ブランディングを上手く使いこなることで、企業の成長をさらに加速させていきましょう。