「ソーシャルグッド」は、最近よく耳にする言葉であるけれど、実際どのような取り組みなのか?さらにブランディングとかけあわさると、どのような意味を持つのか?
今回は基本的なソーシャルグッドの意味から、各企業の事例を参考にし、ソーシャルグッドとブランディングについてご紹介します。
Contents
ソーシャルグッドとはどのようなもの?
まず、ソーシャルグッド(Social Good)とはどのような取り組みなのでしょうか?
ソーシャルグッドはソーシャルインパクトとも言われるように、「社会に対して良いインパクトを与える」という意味。地球環境や地域コミュニティなどの社会の活動や製品などに良いインパクトを与える取り組みのことを指します。
社会貢献に関心の高いアメリカでは、ソーシャルグッドは近年のトレンドになっているようです。日本では、企業のCSR活動がソーシャルグッドに近い意味合いを持っています。
ソーシャルグッドとブランディングとは?
それでは、社会に良いインパクトを与えるソーシャルグッドは、ブランディングとどのように結びつくのでしょうか?
企業の強みや個性を、ブランディングを通して磨きをかける過程で、ソーシャルグッドの考え方を取り入れることで、その企業にしかできない社会貢献活動をアピールすることができます。その結果、企業のイメージアップにも繋がることが見込まれるのです。
ソーシャルグッドの事例
ソーシャルグッドの取り組みは、どのような事例があるのでしょうか?見ていきましょう。
カンヌライオンズで注目されたソーシャルグッド広告の事例
世界的な広告賞「カンヌライオンズ」で、注目された日本企業の事例、「Seem」です。これは精子の状態をスマートフォンで簡単にチェックできるアプリです。少子高齢化などの社会問題に焦点を当てており、それらを広めるための動画広告が受賞しました。
オシャレを何度も楽しめる、ファッションのソーシャルグッドの事例
次にご紹介するのが、「PANDA BLACK」のREWEAR PROJECTです。
これは、一度着た洋服を黒に染めることで、もう一度自分で楽しんだり、誰かに譲ることで、一着を長く着回し、環境への負担を小さくすることを目的にしています。
まとめ
社会に良い影響を与えるソーシャルグッドの取り組み、いかがだったでしょうか。
企業のブランディングに取り入れることで、さらに企業の魅力は増すことかと思います。
ブランディングをする際はソーシャルグッドの考え方も取り入れつつ、実践してみてはいかがでしょうか?