ブランディング

ブランディングには戦略が必要?正しいブランド戦略とは?

ブランディングを行うにあたって、戦略を立てることが重要です。しかし、どのように戦略を立てればいいのかわからないとの声をよく聞きます。正しくブランド戦略を立て、実行することがブランディングを成功させる秘訣です。
ここでは、ブランド戦略の立て方について大まかにご紹介できればと思います。

Contents

ブランディングにおけるブランドコンセプトの重要性

ブランディングを行うために重要なのが、ブランドコンセプトです。他にもブランドプロポジションなどとも呼ばれたりします。(厳密にいうと異なりますが、ほぼ同義語と考えていただいて問題ないと思います。)

このブランドコンセプトを作成し、そのブランドコンセプトに従って、顧客の心の中にブランドを形成していくことが大きなブランド戦略の流れです。

ブランドコンセプトの作成方法については、以前の記事をご覧ください。

ブランディングを見える形に変化させ、戦略の下準備をする

ブランドコンセプトが決まったタイミングで、戦略を立てて実行計画に移ります。まずはブランドコンセプトはただの文字ですので、それを様々な形に変化できるようにします。
具体的には、ムードボードを作ってトーン&マナーを策定したり、タグラインを設定して顧客の心に残りやすい形にします。ブランドの下処理とも言えます。こういった変化できる形を共通認識で持つことによって、ブランド戦略の実行をスムーズに行うことができます。

ブランディングは長期的戦略で考える

変換できる形が整ったら、ブランド浸透させるための戦略を設定します。
reiroでは5つの観点と顧客のタッチポイントを重ね合わせて、複数の浸透戦略のロードマップを設定します。ここで重要なのは、ブランドは浸透に時間がかかるということです。各戦略のショートゴールとロングゴールを描いて、粘り強くブランディングに取り組んでいきます。また、各戦略に着手するチーム全員がブランドコンセプトを理解していることが重要です。そのことが顧客にブランドという概念を生むのです。
ブランドという器に水を注ぎ続けるように、ブレないブランド体験を戦略的に実施して、顧客の器に水を貯めましょう。

まとめ

ブランドは顧客が持つものです。顧客が持つということは、提供側のブランド理解にブレがあると、顧客の心には伝わらないです。
そのためには、しっかりとブランドコンセプトを起点として、正しいブランド戦略を実行し続け、ブランド体験を積み重ねることが重要です。