株式会社光立

地域特化型不動産会社のぬくもりある魅力を建てる。光と影が表現する、ブランドの対となる価値観

2000年11月に東京都大田区で地域密着企業として創業した、株式会社光立。不動産の売買・管理・リフォーム・注文建築などを手がける総合不動産です。reiroでは、ロゴ、ウェブサイトの制作を担当しました。

Background背景

・既存サイトのデザイン性やメンテナンス面において改善が必要であった

Approach実施内容

・住宅購入、売却、リフォームなど、サイトを訪れるユーザーの多様な目的に応じて適切にナビゲートできる構成に
・「朝から夜にかけて1日中過ごしても居心地の良い家づくり」というコンセプトに沿ったウェブサイトやロゴを制作

Flow解決の流れ

    Structure

    訪れた瞬間から迷わず必要なところにアクセスできる構成

    光立様のウェブサイトを訪れるユーザーの目的は、家を「買いたい」「売りたい」「リフォームしたい」などさまざまです。ユーザーが知りたい情報に迷わずアクセスし、その先で必要な情報が網羅できるように全体の構成を設計しました。

    トップページのナビゲーションには「建売住宅事例」「リフォーム事例」「注文住宅事例」などの項目を表示し、右上部に個人と法人に分けて問い合わせページを設置。左上部には電話番号を記載するなど、ユーザーの属性やニーズによって直感的に得たい情報にたどり着けるようにしています。

    ユーザーの大切な判断要素になる事例は、美しい写真と情報が充実していながらも分かりやすくまとめています。

    Identity

    光と影のコントラストで表現する、ブランドの対となる価値観

    リニューアルにあたり掲げたコンセプトは、「朝から夜にかけて1日中過ごしても居心地の良い家づくり」。そのことを体現するためにも最も核としたのは、「光立」という社名が象徴するように“光”の存在でした。

    メインカラーは、朝の光である「旭日」、夜の光である「良月」、そして光があることで生まれる影「輪郭」の3色を採用しながら、時間の移ろいとともに変化する“光”を表現しています。この3色はロゴやウェブサイトにも用いており、ロゴでは「KŌRITU」の6文字一つひとつから立つ支柱に「旭日」「良月」を。6本の支柱全体で一つの家を表現しました。

    ウェブサイトでは、たとえばトップページには窓から差し込む光の入り方や、光が織りなす穏やかな空気感が感じられる写真を。他にも3色のカラーを使用しながら、ビジュアルすべてにおいて光の透明感と清潔感が伝わるようになっています。

    一方で、材木へのこだわりを書いたコンテンツ「木と光立」では“影”を重視。パートナーの材木屋の質の高い材料を使用している点や、材木の質感を活かした家づくりなど、光立様のプロフェッショナルさを際立たせる色使いをしています。

    プロフェッショナルさがあるからこそ生まれる家。光と影は表裏一体であり、持ちつ持たれつの関係であることを、コントラストを通じても表現しています。

    Design

    遊び心と信頼感を両立した、柔らかく個性的なデザイン

    ウェブサイトの「レイアウト」を2分割にしたり、左右のスペースを活用することで動きを持たせたり、一般的な不動産のサイトよりもやわらかさや遊びごころがつまったサイトに仕上げています。

    ウェブサイトの下部には、「リフォームの流れ」「ご近所マップ」「木と光立」の3つのコンテンツを設けました。ご近所マップでは、実際に光立スタッフの方のおすすめスポットに足を運んで写真を撮影。地図上に手書きのイラストとともに掲載し、地域に密着した企業だからこそのオリジナリティを伝えられるものにしました。スポットをクリックすると、写真と光立スタッフの方のコメントが並ぶ構成は、ユーザーに温かみと信頼を与えます。

    Implement

    ユーザーに変化を直感的に伝える、Before/Afterの実装

    ウェブサイトの事例では、一つひとつの事例内に「Before/After」を実装し、施工前と施工後の写真を通じて変化を直感的に伝えられるようになっています。掲載している写真も複数枚並べられるようにして、1枚ずつクリックすることで拡大表示も可能です。

    全体を通して動きにもこだわっており、「木と光立」では他のページのような光の“爽やかさ”とは打って変わり、プロフェッショナルさを表現する“上質さ”を重視。文字や画像の動きはゆっくりと壮大に。ユーザーが一つずつじっくり読めるように実装しました。

    下部に進むと「これからも 木とともに歩んで参ります」の言葉が、じんわりとやさしく表示されるように仕上げています。

    Back to all

    Team

    Creative Director
    Ryosuke Hatta
    Art Director / Designer
    Yuka Nakai
    Developer
    Hayato Yoneda
    Photographer
    Shigeki Tsuji
    • Ryosuke Hatta

      Ryosuke Hatta

    • Yuka Nakai

      Yuka Nakai

    • Hayato Yoneda

      Hayato Yoneda

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